関西元気文化圏 - 関西元気文化圏賞2005 -

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関西元気文化圏賞

2005年受賞者

受賞者

大 賞
坂田藤十郎 氏
特別賞
コウノトリ野生復帰推進連絡協議会
ガンバ大阪
ニューパワー賞
ディープインパクト号関係者
おいでよ!日高実行委員会

受賞理由

大 賞  坂田藤十郎 氏(さかた・とうじゅうろう、歌舞伎役者)

 元禄期に京都、大阪で大活躍した上方歌舞伎を代表する大名跡である坂田藤十郎を231年ぶりに襲名しました。襲名は、歌舞伎界のみならず日本文化史上、記念すべき出来事であり、これを機に上方歌舞伎の更なる隆盛が期待されます。また、長きにわたる役者人生において、幅広い芸域で数多くの立役、女方を演じて人々を魅了し、海外においても積極的に公演を重ねるなど、上方歌舞伎の復興、継承に全精力を傾け、国内外を問わず高い評価を得ています。
 今後も、その卓越した芸の力により、「平成の藤十郎」として、関西の伝統文化を次代へ継承し、日本の心を世界に広く発信することで、関西の文化、日本の文化に活力を与えていくことが期待されます。

特別賞  コウノトリ野生復帰推進連絡協議会

 コウノトリ野生復帰に向けた 40年に及ぶ活動を経て、2005年、兵庫県豊岡市において試験放鳥を実施しました。絶滅した野生動物を人工繁殖、人工飼育して野生復帰させるには、大変な時間とコストがかかり、関係者の多大なる努力の結果として実現した試験放鳥は、関西のみならず、日本全国、世界に誇る偉業です。
 また、本事業は、地域全体の環境整備、地元住民の理解なしには成し得ず、地域一体となった活動は、古来より自然と人間を共生させてきた日本の文化を人々に再認識させる契機となりました。本協議会に参画する関係者による長年の取り組みと、試験放鳥により関西への注目を集めた功績は大きく、高く評価されています。

特別賞  ガンバ大阪

 Jリーグ 1部(J1)において、上位5チームに優勝の可能性があるという史上まれに見る大混戦を制し初優勝を飾りました。1993年のJリーグ発足時からの加盟チームで、13年目にして初のタイトル獲得。関西勢のリーグ制覇も初めてで、関西のサッカーシーンを大いに盛り上げました。
 日本代表の宮本選手、大黒選手や、Jリーグ発足時からガンバ大阪一筋で、今季限りで引退する松波選手など選手一丸となった活躍と、西野監督の優れた采配が光りました。
 地元のファンを元気づけ、人々に夢と希望を与え、関西をはじめ日本中に活気と明るい話題をもたらしました。

ニューパワー賞  ディープインパクト号関係者

 2005年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制し、21年ぶり史上2 頭目の無敗の三冠馬(三冠馬としては11年ぶり史上6頭目)という偉業を達成し、競馬史に新たな1ページを刻んだディープインパクト号を育成しました。第 66回菊花賞レースが開催された京都競馬場には、菊花賞史上最高の約13万7千人が来場しました。飛ぶような走りと圧倒的な強さでファンを魅了し続け、日本全国を大いに元気づけるとともに、今後の活躍や名勝負、経済波及効果も大いに期待されます。
 一流の競走馬を育成する苦労は並大抵のものではなく、金子真人オーナー、滋賀県栗東市の日本中央競馬会栗東トレーニングセンターの池江泰郎調教師、池江敏行調教助手、市川明彦厩務員、西内 荘装蹄師、さらにノーザンファームの吉田勝己代表など、その愛情と技術によってディープインパクト号を育てた関係者の功績は大きなものです。

ニューパワー賞  おいでよ!日高実行委員会

 能、歌舞伎、人形浄瑠璃などで有名な「安珍清姫悲恋物語」の発祥の地である古刹「道成寺」を中心に日高地方をPRする実行委員会において、 2004年の歌舞伎公演に続き、2005年、文楽の「日高川入相花王」を開催しました。人間国宝をはじめ文楽界を代表する出演者を招聘、文楽史上初となる物語発祥地での現地公演を実現させ、メディア、一般から絶賛されました。来年度以降、能楽公演を計画中で、古典芸能の地元公演開催の取り組みは今後も大いに期待されます。
 また、中学生対象の「文楽教室」開催、「日高川」標柱建立、絵画コンクール開催等、多方面にわたり地元住民を対象とした地域密着型行事を実施し、日高地方を全国に情報発信するとともに、文化振興と一体となった地域活性化策として注目され、歴史的資源の豊富な関西の他地域にとっても大いに参考となるものであります。