関西元気文化圏 - 関西元気文化圏賞2007 -

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関西元気文化圏賞

2007年受賞者

受賞者

大 賞
河瀬直美氏(映画作家)
特別賞
国宝・彦根城築城400年祭実行委員会
ニューパワー賞
神尾真由子氏(ヴァイオリニスト)
京都国際マンガミュージアム
和歌山県立紀北工業高等学校生産技術部

受賞理由

大 賞  河瀬直美氏(映画作家)

ph07_1.jpg 2007年5月に開催された第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、「殯(もがり)の森」が最高賞パルムドールに次ぐグランプリ(審査員特別大賞)を受賞。日本人による同賞受賞は17年ぶりの快挙であり、多くの人に感動と希望を与えました。
 河瀬氏は1997年、同映画祭において「萌の朱雀(もえのすざく)」で史上最年少のカメラド?ル(新人監督賞)を受賞。故郷である奈良にこだわり、奈良を拠点に精力的に活動を続けてきました。
 「殯の森」は、生と死をテーマに奈良市郊外の山里を舞台に製作されたもので、その芸術性が高く評価され、世界40ヵ国以上の国際映画祭から招待を受けるなど、日本文化の海外への発信に大きく貢献しました。



特別賞  国宝・彦根城築城400年祭実行委員会

ph07_2.jpg  彦根城築城400年を記念し、2007年3月21日から11月25日にかけて「国宝・彦根城400年祭」を開催。市内の豊富な歴史・文化遺産を活用した様々な事業を積極的に展開し、目標の55万人を大きく上回る76万人が全国から来場しました。
 同祭の公式キャラクターとして誕生した「ひこにゃん」は、その愛くるしい風貌から全国的に人気を博し、TV、ラジオをはじめ各種メディアに多数取り上げられるなど大きな話題となり、集客の牽引力となりました。同祭の開催は、地域の活性化に予想以上に寄与するとともに、全国的な知名度を得ることにより関西への注目度を高め、関西全体を大いに盛り上げました。?

ニューパワー賞  神尾真由子氏(ヴァイオリニスト)

ph07_3.jpg? 大阪府豊中市出身のヴァイオリニスト。2007年6月、モスクワで開催された第13回チャイコフスキー国際コンクールバイオリン部門で優勝しました。
 4年に1回開催される同コンクールは世界的に知られる若手演奏家の登竜門であり、バイオリン部門での日本人の優勝は、1990年諏訪内晶子氏以来史上2人目となります。
 神尾氏は4歳からバイオリンを始め、1998年、最年少の11歳でメニューイン国際ヴァイオリンコンクール・ジュニア部門で入賞。以来、数々のコンクールに入賞し、国内外の主要オーケストラと共演を重ねて高い評価を得ており、世界を舞台に更なる活躍が期待されています。?




ニューパワー賞  京都国際マンガミュージアム

ph07_4.jpg 国内外のマンガに関する貴重な資料を収集、展示し、マンガ文化に関する調査研究、事業を行う日本初の総合的なマンガ博物館として2006年11月に開館しました。博物館と図書館の機能を併せ持つユニークな施設として多種多様な企画展やワークショップ、講演会を積極的に開催し、開館1周年で23万人の来館者を数えました。
 昭和初期に市民の寄付で建てられた旧龍池小学校校舎を活用し、地域の人の多大な協力を得て、日本初のマンガ学部を設置した京都精華大学と京都市が事業を共同で実施しており、公民協働の成功事例として注目されています。
 来館者の約15%は外国人が占め、海外からも高い注目を浴びるとともに、地域の活性化にも寄与し、マンガ文化関連の人材育成、新産業創出の拠点として今後さらなる発展が期待されています。?

ニューパワー賞  和歌山県立紀北工業高等学校生産技術部

ph07_5.jpg 2007年8月に開催された太陽光エネルギーによるカーレース「DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿」の「チャレンジクラス」で初優勝。
 同レースは、地球温暖化現象が憂えられる中、クリーンな太陽エネルギーで走る車づくりをめざして1992年にスタートした国際自動車連盟(FIA)公認のレースです。同校生産技術部は創部3年目の1996年から、大学や企業と連携してソーラーカーの研究・製作を重ね、2003年、同レースの初級者向け「エンジョイクラス」で初優勝しました。以後、3連覇(2003?2005年度)を達成し、大学生チームも参加する上位クラスへの挑戦で、本年度、見事優勝を飾りました。?