関西元気文化圏 - 関西元気文化圏賞2008 -

kansaibunkaryoku.png


関西元気文化圏賞

2008年受賞者

受賞者

大 賞
山中伸弥氏 (京都大学物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長 同再生医科学研究所再生誘導研究分野教授)
特別賞
朝原宣治氏 (陸上競技選手)
源氏物語千年紀委員会
ニューパワー賞
太田雄貴氏 (フェンシング競技選手)
中之島線 (京阪電気鉄道株式会社)
平城遷都1300年祭マスコット・キャラクター「せんとくん」ほか関係者

受賞理由

大 賞  山中伸弥氏 (京都大学物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長 同再生医科学研究所再生誘導研究分野教授)

ph08_1.jpg 2007年11月に、ヒトの皮膚細胞からiPS細胞の作製に成功したと発表以来、世界から注目を集め、日本の科学技術の高さを知らしめました。
 iPS細胞は、多能性幹細胞で、様々な組織に分化する能力を持っています。山中教授は、その再生医学での早期応用を目指して、内外の研究機関や企業との連携を意欲的に進め、2008年11月、内閣府がスーパー特区として初めて創設した先端医療開発特区に画期的な「iPS細胞医療応用加速化プロジェクト」が採択されるなど、精力的な活動は目をみはるものがあります。
 神戸大学、大阪市立大学、奈良先端科学技術大学院大学、京都大学など、長く関西を拠点に研究活動を続けてこられた山中氏の成果は、関西の学術研究者はもとより、多くの人々に誇りを感じさせ、世代を問わず日本全体に感動と希望を与えました。?

特別賞  朝原宣治氏 (陸上競技選手)

ph08_2.jpg 36歳で迎えた2008年の北京五輪で、陸上400メートルリレーのアンカーとして日本男子トラック種目初となる銅メダル獲得に貢献、夢をあきらめず挑戦し続けた姿は、日本中に勇気と感動を与えました。
 朝原氏は、日本人で初めて100メートル10秒1台、10秒0台を記録し、五輪4大会連続出場、世界陸上に計6度出場するなど、日本の陸上界を長くリードしてきました。海外を拠点にレースを転戦するなど、陸上界の先駆的存在であり、後進の選手に多大な影響を与えてきました。
 現役引退表明後も、全国で講習会や講演会を行い、関西を拠点に日本の陸上界の次世代育成、環境整備に意欲を燃やすなど、さらなる活躍が期待されます。

特別賞  源氏物語千年紀委員会

ph08_3.jpg『源氏物語』が記録(『紫式部日記』)のうえで確認されてから千年に当たる2008年を機に、多くの団体や企業、NPO等の幅広い賛同と協力を得て、展覧会、シンポジウムなど1200を超える千年紀関連事業の主催、共催、後援を行い、全国から関心を集めました。
 源氏物語は日本最古の長編小説であるだけでなく、美術、工藝、藝能など、その後の日本が独自の文化を形成していく上で深い影響を及ぼしました。同委員会は、その日本文化の美意識、奥行きの深さを後世に伝えるべく、11月1日を「古典の日」と定める宣言を行うなど、日本文化の価値を再認識する契機づくりに大いに貢献しました。

ニューパワー賞  太田雄貴氏 (フェンシング競技選手)

ph08_4.jpg?2008年の北京五輪において、日本フェンシング史上初の五輪メダルである銀メダルを獲得、爽やかな笑顔で日本のファンを魅了し、五輪後もマスコミに多く取り上げられる等、関西の元気力を全国に発信しました。
 太田氏は京都・平安高校時代にインターハイ3連覇、2002年には17歳で全日本選手権を制し、同志社大学に進んだ2004年にはアテネ五輪で9位に入賞、その後も2006年のアジア競技大会、2007年の全日本選手権で優勝するなど、多くの実績を残してきました。日本であまり馴染みのなかったフェンシングに、あらためて多くの人から注目を集め、その知名度アップに貢献するなど、今後の益々の活躍が期待されます。?

ニューパワー賞  中之島線 (京阪電気鉄道株式会社)

ph08_5.jpg2008年10月に開通。多くの歴史的資産を有する都市拠点、大阪・中之島地区と、文化・観光都市、京都を結ぶ広域交通ネットワークが充実し、関西の活性化に弾みがつくことが期待されます。
 水の都・大阪のシンボル中之島を東西に貫く新線の沿線には、国立国際美術館、大阪市立科学館、東洋陶磁美術館、大阪市中央公会堂など、文化施設が数多く立地し、大阪大学、関西大学などのサテライトに加え、同年オープンした「ほたるまち」に、大阪芸術大学や慶應義塾大学のサテライトキャンパスが加わるなど、一大文化ゾーンを形成しています。中之島線の「なにわ橋駅」コンコースには、アートスペース「アートエリアB1」が設置され、大阪大学等と協力して様々な文化イベントを開催するなど、文化・芸術の創造と交流の場として活用されており、今後の発展が大いに注目されます。?

ニューパワー賞  平城遷都1300年祭マスコット・キャラクター「せんとくん」ほか関係者

ph08_6.jpg 奈良県で 2010年に行われる「平城遷都1300年祭」の公式マスコット・キャラクターとして「せんとくん」が登場。平城遷都1300年記念事業協会により発表された当初、さまざまな反響があり、その後、市民団体等から発表された「まんとくん」や「なーむくん」の登場もあって、マスコミに大いに取り上げられ、注目を集めました。
 現在は、「平城遷都1300年祭」を盛り上げるべく、それぞれが協力しあい、各種イベントに登場して抜群の人気を博すなど、関西発の人気キャラクターとして、大いに話題を盛り上げている。関西への注目度向上に、今後ますますの貢献が期待されます。