関西元気文化圏 - 関西元気文化賞2009 -

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関西元気文化圏賞

2009年受賞者

受賞者

大 賞
水都大阪2009実行委員会
特別賞
興福寺「国宝 阿修羅像」
ニューパワー賞
青いバラ開発(サントリーホールディングス株式会社植物科学研究所)
特定非営利活動法人 KOBE鉄人PROJECT
阪神なんば線(阪神電気鉄道株式会社)
三重県立相可高等学校食物調理科

受賞理由

大 賞  水都大阪2009実行委員会

水都大阪2009実行委員会 水の都・大阪の復興を広く伝えるシンボルイベント「水都大阪2009」は市民・経済界・行政が一体となった力を集結し、水の都大阪の魅力を余すことなく国内外へ発信した。従来の「見る」中心のイベントではなく、アーティストと市民の協働・交流によるまちづくりなど、「体験」を多く盛り込んだイベントとして目標を大きく上回る190万人が来場し、文化力発信のムーブメントとなった。また、民間のボランティアが中心となり、少ない費用の中で創意工夫し、大成功を収めたことは今後のイベントの手本となり、今後の継続した取組みも期待される。

特別賞  興福寺「国宝 阿修羅像」

興福寺「国宝 阿修羅像」 法相宗大本山興福寺の貴重な文化財である国宝阿修羅像をはじめとする八部衆像(国宝)、十大弟子像(国宝)が、創建1300年を記念して興福寺の英断もあり寺外で一堂に公開されたのは史上初めてのことであり、東京では94万人、福岡では71万人、帰山後の奈良には25万人と計191万人以上の来場者があった。これにより、日本の仏教文化や歴史について再発見、再認識する機会を来場者のみならず、老若男女を問わず日本中に一大仏像ブームを巻き起こすなど、宗教を越えた芸術作品としての仏像への接し方や関西文化の奥深さを改めて示した。

ニューパワー賞  青いバラ開発(サントリーホールディングス株式会社植物科学研究所)

青いバラ開発(サントリーホールディングス株式会社植物科学研究所) 人々の生活に潤いを与える花。その花の中でも女王といわれるバラにあって“不可能の代名詞”といわれていた「青いバラ」。研究開始から約20年の歳月を経て2009年11月「SUNTORY blue rose APPLAUSE(アプローズ)」として販売に至った。花言葉は、“夢かなう”。人生のさまざまな局面で、夢をかなえた人あるいは夢にむかって挑戦する人へ夢をあきらめずに挑戦し続ければ、きっと夢がかなうというという人々に勇気を与え、関西発の「ものづくり日本」の技術の高さを知らしめ、今後ますますの挑戦が期待される。

ニューパワー賞  特定非営利活動法人 KOBE鉄人PROJECT

特定非営利活動法人 KOBE鉄人PROJECT 神戸市出身の漫画家・横山光輝の偉業をたたえるとともに、同氏が生み出した優れたアニメ文化の魅力を文化的資源として発信することにより多世代交流や地域全体の総合的なまちづくりを目的に、地元の産業界、自治体、教育機関等様々な関係者が一体となったプロジェクトを企画、運営している。2009年9月には同プロジェクトの象徴である「鉄人28号」のモニュメントが完成し、世間の注目を大いに集め、商店街の人出も従来の5倍となった。これを機に更なる地域活性化が期待される。

ニューパワー賞  阪神なんば線(阪神電気鉄道株式会社)

阪神なんば線(阪神電気鉄道株式会社) 2009年3月に開業した阪神なんば線は、阪神・近鉄の相互直通運転により、異文化交流の拠点として2009年も神戸ビエンナーレを成功させた港町・神戸と、なにわ文化が色濃く残る大阪・難波を経由し、2010年に平城遷都1300年を迎える歴史・文化豊かな古都奈良という異なる文化を持つ街を結び、関西の文化圏の拡大に寄与している。また沿線には、谷崎潤一郎や志賀直哉など多くの文人が住み、数多くの美術館・博物館があり、これらの文化資源を活かした広域での文化のコラボレーションを企画するなど、今後の発展が期待される。

ニューパワー賞  三重県立相可高等学校食物調理科

三重県立相可高等学校食物調理科 三重県立相可高校は、高校生だけで運営する「まごの店」を2002年設立し、地元の食材を使った地産地消の料理などで、地域活性化へ貢献している。また、2009年11月には第40回全国高校生料理コンクールで最優秀賞を受賞するなど国内外の食のコンクールでその名を知られ、地域における「食」のスペシャリストを目指し、技術力・経営力・商品開発力・コミュニケーション力の育成に力を注いでいる。こうした高校生の活動は、2009年度を「“文化力立県”元年!」と位置付け、三重県の魅力を関西から広く日本全国に発信する活動と相まってその活躍がますます期待される。