
NPO法人シンフォニー
もだんるーぷバス

10月12日(日)午前10時、阪神西ノ宮駅バス停、長い行列が出来た。阪神地域の美術館、博物館、酒蔵などを巡回する「もだんるーぷバス」の運行が始まったのだ。10月12日から11月24日までの日曜、祝日、休日(10日間)の期間限定の事業だ。行政(兵庫県阪神南県民局など)、企業(阪神・阪急バス)、NPO(シンフォニー)の協働で実施。
運行ルートは、阪神西宮→国道JR西ノ宮駅前→津門稲荷町→西宮北口→今津二葉町→石在町→宮前町→大谷記念美術館前→緑町→阪神芦屋→開森橋→阪急芦屋川→阪神芦屋→緑町→白鹿博物館前→阪神西宮で、約1時間半で周回する。バス6台が30分間隔で走る。
阪神南地域は「阪神間モダニズム」と呼ばれるハイカラ、モダンな芸術・文化・生活様式が築かれた地域であり、個性豊かな美術館や博物館が点在している。シンフォニーはバスガイド役を担当し、11人のスタッフがこれらの施設の特徴を解説し、ガイドブック等を配布している。
「ガイドさんの案内で施設の歴史や由来などを知ることが出来、とてもよかった。」「1日で複数の美術館を見て回ることが出来た。今後も運行してほしい。」(乗客者のアンケートより)この期間中は各施設でコンサートや講演など多彩イベントも開催。シンフォニーは行政との協働で「わたしたちの街−阪神南地域」をテーマに絵画や絵手紙を募集し、集まった140点を各施設にリレー(2日〜1週間程度)で展示している。
阪神芸術・文化サポータークラブ

平成16年1月、阪神間(尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、三田市、猪名川町の7市1町)の芸術文化を支援する目的で、兵庫県との協働事業として「阪神芸術文化サポータクラブ」を設立した。阪神地域には文化的な施設が数多く存在し、豊富な資源と人々の活力が埋まっていまるが、それをを掘り起こし、魅力ある街づくりを芸術・文化を通して自らの手で創り上げていく、そんな思いで運営している。現在、800 名の登録があり、活発な活動をしている。
ホームページを立ち上げ、イベント案内、施設案内、文学史年表などを掲載、またメールマガジン等で情報提供を行っている。
文化ボランティアコーディネーター養成講座

今回の講座は、文化施設など地域資源を活用するプログラム作りと展開に、地元アーティストとボランティア、住民の参加をデザインし、コーディネートしていく「文化ボランティアコーディネーター」の養成を目的としている。
この目的に基づきテーマを「仕掛ける」とし、①知る=地域資源(人、施設、歴史)を知り活用する ②イベントづくりのノウハウ(企画力、ファシリ力) ③実習(多様な活動場を提供)④実践(みんなで協働してイベントを行う) ⑤振り返り(学習・経験を整理し次へ活動に役立てる)実践する)、というプログラムで実施している。特に今回は、講座形式の学習だけでなく、ワークショップ、実習形式に力をいれ、企画力、プロジェクトマネージメントや演出力・ディレクション力などの獲得に重点を置いている。
講師陣も行政関係者だけでなく、演出家、文化プロデューサーとして活躍している方々にも依頼している。
受講生もフリーアナウンサーや演劇志望の大学院生、保育士さん、行政でイベントを担当している方など多彩な顔ぶれである。
文化ボランティアコーディネーターは、街のプロデューサーであり、地域や市民ニーズに応える力や、課題解決力といった総合的な力が求められる。この点では講座を修了して終わるのではなく、そこから始まることを念頭に、終了後の活動に対する相談、フォーロー、場の提供を予定している。講座をきっかけに、行政、企業、市民の協働して、地域資源を活用して文化・芸術のある生活、街づくりに進むことを期待している。
※その他文化イベント事業として音楽イベント・ 救援コンサート・阪神若手音楽祭・自悠時間満喫講座・築地元気まつりを開催している。
