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NPO法人映画保存協会

 映画保存協会(FPS)は、映画フィルムを文化財として保存する活動に取り組むNPO法人です。東京都・谷根千(やねせん) の路地に佇む古い蔵を活動拠点とし、地域映像の上映、幻の無声映画の発掘・復元、映写機操作講習会の実施などをボランティアの力で継続しています。
 FPSが注目するのは劇映画や記録映画だけではありません。映像遺産はもっとずっと身近なところにも残されています。子どもの成長記録や家族旅行の思い出、学生時代のちょっと恥ずかしい自主映像などが、あなたの家の押し入れにも眠ってはいませんか?

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 重要性を認識されないまま廃棄されてしまうことが多いフィルムに光を当てようと、FPSでは国際的な記念日《ホームムービーの日Home Movie Day》の国内での普及につとめています。家庭や地域に埋もれているフィルムを持ち寄って鑑賞する地域密着イベントとして、6年目の2008年には世界11カ国(米国・カナダ・ドイツ・ オランダ・イタリア・スロベニア・日本・アルゼンチン・メキシコ・オーストラリア・英国)65会場にまで広まりました。2009年の「第7回ホームムービーの日」は10月17日(土)です。

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 FPSでは、思いを同じくする各地の仲間たちとのネットワークづくりを何より大切に考えています。《ホームムービーの日》開催前後には、各地の主催者の交流の場を設け、各地で上映されたフィルムを集めて「今年の一本」上映会も企画しています。  米国では、この日をきっかけに発掘されたフィルムが国の映像文化財に登録されています。イタリアでは、国立のホームムービー保存施設が国内を周遊してこのイベントを開催し、フィルムの保存の大切さを訴えています。一時的な解決にしかならないデジタル化にばかりに目が向けられている日本で、この記念日の本来の趣旨である長期的なフィルム保存の重要性を粘り強く訴えていきたいと思いますので、ぜひご注目ください。